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2023年1月度 教区長あいさつ

合掌

 新年あけましておめでとうございます。

 門信徒のみなさま方に於かれましては、ご家族ともども健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は、教区活動にご尽力とご協力をいただき感謝申し上げます。

 

 さて、2020年からコロナ禍に翻弄され教区活動も思う様に展開できない状況下にありましたが、だんだんと回復の兆しが見えてきました。

千葉県教区においては、開催を見送っていました本山公認千葉県教区講習会を2月26日に予定していますので、門信徒のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

2022年度の教区活動については、本山のバックアップによる教区ウエブサイト立ち上げることができました。さらに、道院のウエブサイトも徐々に増加の傾向にあります。

今年は、このSNS媒体の活用を更に充実し教区活動や道院活動の広報による布教活動を重点課題として少しでも活気あふれる教区、道院を目指し執行部一丸となって邁進いたします。

 

 教区と道院とが一体となり少しでもお役に立てる教区活動を念頭に精一杯頑張る所存ですので本年もよろしくお願い申し上げます。

合掌再拝

 

2023年1月1日

千葉県教区長 森 久雄

 




【拳士の輪】鎌ヶ谷初富スポーツ少年団 横山 章則

「拳士の輪」と題して、千葉県内の拳士をリレー形式で紹介していこうという企画の第9弾、船橋宮本道院の神田勇二拳士からのバトンを受け、鎌ヶ谷初富スポーツ少年団の横山章則拳士をご紹介いたします。

 


〇名前や所属

◼︎支部名:鎌ヶ谷初富スポーツ少年団支部
(正しくは「鎌ケ谷」と記載するが前身の鎌ヶ谷初富道院名を踏襲)

◼︎支部長:横山章則

◼︎年齢:60歳(今年初めて還暦を迎える)

◼︎期生:386期 
 1981年駒澤大学体育会  支部入門 

私の原点大学拳法部

 1990年より流山道院(石井宏明道院長)にて復帰し、その後長い休眠を経て鎌ヶ谷初富道院に転籍

◼︎法階・武階・僧階
 大拳士六段 権中導師

◼︎支部長になった動機
 開祖の「選手になるな、指導者になれ」の言葉が常に頭の片隅にあり、いずれは道院長になりたいと思っていて道院の廃院に伴い支部長を志願する

 


○趣味や特技

・カラオケと生オケ
 好きなアーティスト
 Elvis Presley、COOLS
 矢沢永吉、河合奈保子など
・大型バイク(所有無し)
・野球
 元高校球児
 (故木村拓也は後輩)
 (巨人ファンは親子2代)

これは私が描きました。
我が家の家紋は丸に卍

 


○うちの道院のイチオシ

鎌ヶ谷市民大会

◼︎設立
1975年鎌ヶ谷初富道院設立
2018年同道院の廃院に伴い
池田秀行道院長より支部を引き継ぎ新たにスポーツ少年団支部を設立

池田前道院長

◼︎活動場所
道院活動時より鎌ケ谷第二中学校体育館にて毎週水・土の週2回活動

◼︎支部の特徴
・前道院長の池田秀行先生の存在は大きく今も毎回投げ飛ばされているのは幸せな事と感謝している。
・拳士数は小学生を中心に一般成年部まで18名在籍

◼︎指導上心掛けている事
・「挨拶」「脚下照顧」「仲間同士仲良く」を厳しく時に優しく指導している

 


○今後の目標
・現在出身大学のOB会長を拝命し母校の現役部員と接しながら、関東OB会連合会の副会長を務めている。

・国内の拳士数及び大学拳法部の部員数の激減を危惧しており、少林寺拳法全体を再び盛り上げるべく微力ながら取り組んでいる。

・噛めば噛むほど味の尽きないスルメのような技法の奥深さに興味は尽きない。

目標とする師匠のレベルには到底辿り着けないが、自身の技の上達と後進の育成に尽力してゆきたい。

・また、人間としても「あの人は少林寺拳法をやっているから…」ではなく「あの人がやっているから少林寺拳法は素晴らしい」と思われるように自己確立を目指したい。

・少年部の指導に当たっては1人でも多くの「心優しきガキ大将」を育てられるよう努めたい。

母校での指導

 

 


◯次の指名人とその人について

ほぼ同時期に支部を設立し、同時に認証を受けた千葉花見川スポーツ少年団の森上貴司先生を紹介します。共に九州男児でありながら、少林寺拳法の技法は勿論のことギターの腕前も一級品のニクイ男です。

 

 




【拳士の輪】船橋宮本道院 神田 勇二

「拳士の輪」と題して、千葉県内の拳士をリレー形式で紹介していこうという企画の第8弾、市原千種スポーツ少年団の木村亜紀拳士からのバトンを受け、船橋宮本道院の神田勇二拳士をご紹介いたします。


〇名前や所属

・所属・役職

 船橋宮本道院 道院長

 

・名前

 神田勇二(かんだゆうじ)

 

・武階・法階・僧階

 六段・准範士・中導師

 

 

 


○紹介してくれた人との関係

木村先生が武専担当となられたのを機に、私は以前から武専で学生さんの受付を担当するとともに、出張教師の先生の送迎を時々担当している関係で、お話をさせて頂くようになりました。また、お互い学生大会等の審判を行う機会が多くあり、その時もよくお話をさせて頂きます。少林寺拳法を一生懸命修行している女性は素敵だと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 


○趣味や特技

 自動車を運転するのが好きで、合法的にいじった愛車で一人目的もなくドライブをするのが楽しいです。欧州車を長年乗り継いでおり、車歴はVWゴルフ3台(Ⅰを2台、Ⅲを1台)、ローバーミニ、BMW120、現在は還暦も過ぎたので、ノーマルで大人しい車ということでメルセデスベンツのディーゼル車に乗っています。

 また、妻の影響でサザンオールスターズのファンクラブ会員になり、サザンや桑田佳祐のコンサートによく行きます(なかなかチケットとれませんが)。

 美術館・博物館めぐりも好きで、千葉県立美術館・博物館の共通年間パスポートを購入し、各施設で企画展が開催されるごとに出向いていきます。美術品はどこがどのように優れるとは全くわかりませんが、心が癒されればそれで良いと思っています。

特技はこれといってありません。

   過去最も長期間(18年)保有したゴルフⅢ

現在の愛車CLA200d 長く乗る予定です

 


○うちの道院のイチオシ

 船橋宮本道院は初代道院長の水野剛俊先生が設立されてから38年を有する歴史ある道院です。私が二代目道院長となり約5年が経過しました。現在は高校生2名を含む一般拳士のみで和気あいあいと楽しみながら修練を行っています。

 

道院での鎮魂行

職業が異なる者が一同に集い、日頃のストレスを発散する場にしてもらえる雰囲気がある道院だと思っていますし、そのようにしていくのが目標になっています。ただし、日常に危険なことがあふれているのも事実です。武道を行っている以上、自分の身は自分で守ることができるよう、使える技術として少林寺拳法を身につけることも目標としています。

 

 今夏から、当道院出身の石原先生が支部長を務める実業団支部「米蔵」のみなさんと合同合宿を実施することとしました。今年は7月末に九十九里で総勢25名の参加となり、1.5日間の短い時間ではありますが、他支部との交流ができ、楽しい合宿となりました。来年以降も続けていきたいと考えています。

海岸での集合写真
体育館での合同練習風景

 

 


○少林寺拳法のここが好き

 

 少林寺拳法の拳士は常識人が多数であり、外に対して威圧的な態度をとるような人はほとんどいないと感じます。武道団体としては一般の人に非常になじみやすい環境であるといえます。

 

 また、年齢に関係なく身体が動く限り一生涯修行を続けていけることが、素晴らしいと思います。私は社会人になってから始めましたが、なぜここまで続けてこられたのか考えると、先に述べたことを感じつつ、素晴らしい先生・諸先輩方に技術の指導はもちろん、その他悩んだ時のアドバイス等、その時その時に助けがあったからだと思います。それをこれからは、門下生のみなさんに継承していきたいと思います。

 

 最後に自分の好きな開祖の言葉を述べたいと思います。

 

 「本当の強さというものは裸になった時の強さ」という言葉が好きです。

 

その意味を開祖は次のように述べられています。

 

 それは精神力が半分以上、技術力はその時の付け足しです。だから、乱捕の時、喧嘩の時に強いということは、決して褒めるべきことではない。ある信念を持って行動すれば裸で身を守ることができ、命ある限り努力すれば何事かも成せる。私の言う強さとは、腕力や拳骨のそれではなく、心の底では違うと感じ、わかっているのに妥協する。それをはねのけられる「妥協しない勇気という強さ」大切に育てるべきは、こうした意味での強固さである。

 

 自身、今後もこの言葉の意味を理解して、少林寺拳法を通じた自己確立の修行に精進していきたいと常々思っています。

 

 


○次の指名人とその人について

 いつもにこやかで優しさにあふれている 鎌ヶ谷初富スポーツ少年団 横山章則 先生

 私の所属する船橋市に隣接する鎌ヶ谷市で活動され、船橋市民大会でも大変ご協力いただいております。また、千葉県大会では同じ設備担当として、一緒に汗を流している先生です。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

以上




【拳士の輪】市原千種スポーツ少年団 木村 亜紀

「拳士の輪」と題して、千葉県内の拳士をリレー形式で紹介していこうという企画の第7弾、千葉宮野木道院の河野真弓拳士からのバトンを受け、市原千種スポーツ少年団木村亜紀が担当させて頂きます。


〇名前や所属

 

・所属・役職 

 市原千種スポーツ少年団 支部長

 

・名前 

 木村 亜紀 

 

・年齢

 永遠の28歳(笑)

 

・武階・法階・僧階

 六段・大拳士・権中導師

 

 

 

 


〇指名してくれた人との関係

武専や大会・女性拳士交流会などで親しくさせて頂いています。

素敵なアクセサリーを作って頂いたり、センス抜群な彼女が大好きです。

最高の誉め言葉を頂いてバトンを渡されました。有難うございます。

 

 


〇趣味

読書(目が悪くなってから読むのがおっくうになっていますが…)

テニス(15分ごとに休憩が必要ですが…)

ピアノ(毎年調律する日にしか蓋を開きませんが…)

旅行(年に数回程度しか行けませんが…)

ドライブ(季節の花や景色、名跡など、思い立ったら一人でも…)

食べること(甘いもの・美味しいもの大好き…)

 

 


〇うちの支部のイチオシ

和気あいあいと楽しい雰囲気の中で修練をしています。

 

楽しさの中にもけじめをしっかりつけるよう、気を付けています。

調和を大切にしています。何でもバランスが大切、という話を子供達によくします。

 

イチオシは父母会ですね。

いつも父母会の皆様が修練を見学していて、指導者だけでなく、保護者が一緒に子供達を見守ります。

宗道臣デーや合宿その他のイベントなど、楽しい企画は父母会が主体になっています。

体験者の保護者にもすぐ声をかけてくれるので、支部長からは簡単な説明でOK(支部長ラクですね…)。

 

 


〇少林寺拳法のここが好き

素敵な仲間がたくさんいること(この拳士の輪もそうですよね、拳士の輪は日本全国・世界に広がります)

教えが素晴らしいこと(人間としてどうあるべきか、あるべき姿に向かって少しずつでも前進したいです)

技が面白いこと(何故、痛いと笑ってしまうのでしょう…)

高校時代に道場に入門、大学少林寺拳法部を経て休眠、16年のブランク後に復帰して、これまで続けて来られたのは理屈抜きで少林寺拳法が大好き、ということですね。

 

 


〇次の指名人とその人について

いつもにこやか、声も素敵な 船橋宮本道院 神田 勇二先生

話しかけると、「はい、はい。」と必ず相槌を打ちながら聞いて下さる優しい先生です。

どうぞ宜しくお願い致します。 




【拳士の輪】(第4回)船橋金杉スポーツ少年団 永井誠

千葉県の少林寺拳法をもっとみんなに知って欲しい!

 

そのためにはまず「こんな人達がいるよ!」というのを伝えたい!

『拳士の輪』と題して、リレー形式でいろんな拳士をご紹介していこうという企画の第四段!

船橋金杉スポーツ少年団の永井拳士を紹介させていただきます!

 

※県内の「少林寺拳法を修行してる人」を紹介するコーナーですので、法人の区別に関わらずご紹介をさせていただいてます。

 

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【拳士の輪】(第2回)千葉清見台道院 清水 一志

千葉県の少林寺拳法をもっとみんなに知って欲しい!

 

千葉県の少林寺拳法をもっとみんなに知って欲しい!
そのためにはまず「こんな人達がいるよ!」というのを伝えたい!

『拳士の輪』と題して、リレー形式でいろんな拳士をご紹介していこうという企画の第二段!

松戸上本郷道院 植竹先生からのバトンを受け、千葉清見台道院 清水(千葉県教区 広報委員)が投稿させていただきます!

因みに「黙っていると怖い」といった周囲の印象は素直に受け止めるとして、「外で威圧的になっているのではないか?」という妻からの疑惑だけは否定します。怖い顔しながら、「楽しいことないかなぁ」と考えています。

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開祖忌法要・宗道臣デー

千葉県教区、広報委員の植竹です。

 

5月になりましたが、暑い日と寒い日が未だ安定せず体調管理が大変な日々が続いております。

さて、5月は我々教団にとって特別な月です。

5月12日は金剛禅総本山少林寺の開祖である宗道臣(1911〜1980)の命日であり、これを偲んで『開祖忌法要』という法事、ならびに『宗道臣デー』というボランティア活動に積極参加しようというイベントがございます。

 

開祖 宗道臣

 

開祖が「人づくりによる国づくり」として打ち立てられた金剛禅は、現在は第三世師家 宗昴馬(そう こうま)により引き継がれ、その法灯が守られています。

 

 

今月は各道院の開祖忌法要・宗道臣デーの投稿がSNSやブログで増えるかと思います。

 

皆様もチェックしてみてください🙏




道院の在り方と『信徒香資』

こんにちは!

千葉県教区事務局長の植竹です。

今回から、私の方で、この場をお借りしてざっくばらんに金剛禅についてお伝えしていければなと考えております。

 

まず第一回は、少林寺拳法の『道院』とは何か。他の習い事とどう違うのか。また、信徒香資というものについて、お伝えできればと考えています。

 

◯いわゆる普通の習い事

いわゆる塾や習い事などは、何かを教えてもらうために、その対価として月謝と言うお金を払います。

そして先生は、多くの場合この月謝をもとに生活することになります。先生は教えることで生計を立てているわけです。

 

 

◯少林寺拳法は習い事ではありません

少林寺拳法はこのようなスキームではなく、生徒が先生に払う月謝と言うものはありません。

 

また本質的には教える教わると言う関係ですらありません。

 

 

 

 

◯道院の在り方

道院は修行の場です。道院の運営者としての道院長はいますが、道院長もまた修行者です。

 

道院長も、少林寺拳法とは別に生業をもち信徒香資を収めています。少林寺拳法で稼ぐ事は認められていません。

 

道院長も門下生とともに少林寺拳法を修行し、共に高め合います。その中で熟練した者が相対的に未熟な者に教えると言う形は取るので、結果として、多くの場合最も修行の進んでいる道院長が教えると言う形になります。

 

道院の運営には当然お金もかかります。そのお金は本山から交付金と言う形で配布されますが、その交付金の財源は、各門信徒からの信徒香資といわれるお布施でまかなわれています。

 

 

道院長も門下生も道院の運営に必要な経費として信徒香資を納め少林寺拳法修行していきます。繰り返しますが少林寺拳法を教えてもらうための月謝ではなく、修行者として修行の場に対するお布施として信徒香資はあるのです。

 

 

◯月謝じゃないからできること

ひとコマいくらの習い事では、そのコマを超えた範囲で教えてもらう事はできません。少林寺拳法がそのようなスキームではなく、共に修行をする仲間ですので、道院長や他の仲間のやる気次第でいくらでも練習することが可能です。

 

あなたの熱意に応えられる道院がきっとありますので、ぜひお近くの道院を見学に行ってみてください。