38歳で出会った少林寺拳法。
自身が体感した「良い変化」、更に共に修練に励んだ息子と娘、仲間の成長に喜びを感じていることに気付いて指導者になることを意識し、先代道院長やこれまで出会った全国で活躍される同世代の先生方の熱意、温かさにふれて所属長を目指そうという思いに至りました。
先代道院長より引継ぎ、2021年4月より道院長として活動を開始しました。
相手の目線に合わせ、理解しやすい指導を心掛けています。
準備運動や基本演練では、近年低下している子供達の体力やコロナ禍による運動不足の解消に繋がるよう体力面の維持・向上を図り、積極的に身体を動かすことでリフレッシュ(ストレス発散)出来るよう試行錯誤しながら工夫しています。
一人ではキツくて辛いメニューも声を掛け合って「キツイ~、でも楽しい♪」と思わせたいと、みんなの表情を確認しながら取り組んでいます。
自分の意志で取り組み、一生懸命に取り組む姿勢を引き出し、自身の変化(出来なかったことが出来るようになる)を実感し、真剣にやることが楽しいと感じられるような言葉かけを心掛けて指導しています。
自己の可能性を信じ、人を思いやり、成長を共に喜び合える人づくりの環境を整え、自らの行動が友達や家族の役に立ち、周囲からの信頼・信用を得て、自信に変わっていくことを体感出来る場所、また、拳士一人一人が、それぞれに稽古を楽しみ、互いの存在に安心感を抱き、自分の居場所、戻れる場所となれば有難いと思います。
先生方の指導は優しい時ばかりではなく、厳しい時もあります。メリハリのきいた分かり易い指導を受け、みんな熱心に修練に励み、体と心を鍛えています。
男女や年齢に関係なく仲が良く、同じ道院の仲間として共に楽しく、自主性を大切にし、みんながそれぞれの目標に向かって努力しています。
家族のように優しく温かな雰囲気と、行っただけで元気が出る、そんな雰囲気が私達の道院にはあります。
稽古をしているときは真剣に一生懸命取り組み、休憩時間などは仲良く話したり、笑ったりとメリハリを付けて修練をしています。体力が付き丈夫で健康な体になれます。そして、先生方は丁寧に指導してくださり、とても分かりやすいです。
拳士同士の仲が良く、先輩が優しく指導して下さり安心して稽古に臨むことが出来ます。また、お互いに教え合うことで、相手に教える力なども身につきます。
道院行事で、拳士同士の親睦がさらに深まり、更に保護者との交流により更に仲が深まります。道院外での行事では、他の道院の拳士や先生と話したりと、たくさんの人と仲良くなれます。私は色々な経験をしながら、楽しく修練を続けています。