私という人間を育ててくれた、少林寺拳法の良さを多くの人に知ってもらいたいという思いから、前任の高橋道院長から柏道院を引き継ぎました。
少林寺拳法は、大学の拳法部に入部して始めました。
卒業後は暫く少林寺拳法から離れていましたが、子供にも習わせようと再び通い始めて以来、現在まで修練を続けています。
人は皆、それぞれに全く違う個性を持っています。
私の2人の息子も、二つ違いで見た目はよく似ていますが、中身は全然違いました。
従って、人との接し方は、一人一人違うものと思っています。
少人数だからできる、その人の目的や希望に合わせた接し方を心がけ、人に言われて修練するのではなく、自発的に楽しく修練できるように、指導していきたいと思っています。
人間は社会という集団の中で他人と接して生きている社会的動物です。
そのため、学校や会社などで多くの人間に囲まれ、関わり合いながら生活しなければなりません。
しかし、情報過多かつ情報伝達の速い現在社会において、学校や会社といった限定された人間関係の中だけでは、疲弊してしまうのではないでしょうか。
普段の人間関係とは異なる、安心してゆっくりと心と体を整えることのできる場所として、様々な年齢の方が集うことのできる道院を目指しています。
小学生、中学生から社会人、女性、シニアまで幅広い年齢の拳士が修練に励んでいます。
みんなが和気藹々と、自分の体力やペースに合わせて楽しく修練できるように心がけている道院です。
4段以上の高段者が6名在籍しており、柔道経験者もいますので、納得いくまで技の修練ができますよ。
柏の老舗道院で高段位の拳士が多く所属しています。
研究好きなメンバーも多く、あーでもない、こうでもないと高めあっています。
県内でも屈指の技がかかりにくいであろう拳士もいますので研究にはもってこいかもしれません(笑)。立地も良く、JR常磐線北柏駅から歩いてこれる場所にありますし、駐車場もあります。
少林寺拳法は、一生できること。そして仲間とできること。奥深く、同じ技でもいつも違う発見があります。子供達にとっては幅広い世代がいること、人生の大切なことを教えてくれる先達がいること、これほど恵まれた学びの環境はありません。
自分の子供達ももう少し大きくなったらやらせようと思っています。