私が三代目を継いだのは、二代目道院長の人柄にほれ込んだからです。
私自身子供の頃から色々他武道も経験してきて、初めて出会ったタイプの武道の
先生でした。
長男が小学生になり、武道をやらせたく色々見学していた時に清水谷先生に出会い
先生のお人柄に引き寄せられて、息子は元より私まで入門してしまいました。
その後も、長女、次女、三女、四女までも入門させて頂き、全員黒帯を取得する
までに育てて頂きました。
次は私が道院に恩返しをする番であり、四代目を作る責務があると思っています。
千葉宮野木道院では初代道院長のモットーとされておられました「和」を最も大切なこととしております。
私が初めて道場に見学で訪れたとき、今でも鮮明に覚えていますが老若男女、本当に楽しそうに相対で技の修行をなさっているのを見て、自分も楽しんでみたいと思うようになりました。
もう一つ受け継いだ教えとして「継続こそ力なり」という言葉も大切にしております。
これからも拳士の皆様が楽しく修練を続けられるように日々の修練に取り組んでおります。
私たちの道院はコロナ下の時代は別ですが、特別に一般部と少年部の修練の時間帯を分けることをしないで老若男女一緒になって易筋行を楽しんでおります。
道院という集い楽しむ場としてこれからも少林寺拳法と一緒に拳士の皆様が人生を豊かに歩む。
また、少林寺拳法の修練はもとより、いろいろなイベントを企画してみんなで楽しんでいける道院を目指します。
千葉宮野木道院は周囲に住宅街と商店街の混在する町の中の道院です。
修練場所は専有道場のみで毎週三回修練を行っております。
また、専有道場なので修練日以外でもいつでも自主練習のできる道院です。
長く活動されている拳士が多く、級別のグループに分けて指導を行っております。
また、級を超えて相対で演練することもあり、拳士一同和気あいあいと修練を楽しんでおります。
私は宮野木道院の拳士として修練させていただいております。
以前は少林寺拳法をこちらの道院で息子に習わせており、私は保護者として付き添いで来ていました。
昇級・昇段試験や大会など修練以外にも一年を通じて新年会、親睦会、夏合宿、忘年会など色々な行事があり息子と一緒に参加しておりました。
いつしか自分の気持ちの中にまた少林寺拳法を学びたいという思いになり、復帰いたしました。
道院長をはじめ有段者の方々の少林寺拳法に対する熱意、丁寧なご指導もさることながら、宮野木道院の方々の優しさに触れまた学びたいという気持ちになったと思います。
そんな温かい道院です。